人生を悔いなく自分らしく生きるためにオススメなのが「終活」。誰にでも訪れる人生の締めくくりに向けて準備をすることです。
なにも暗い話ではありません。家族に迷惑をかけないように準備することも大きな目的ですが、大切な人に思いを伝えることや、自分の人生を整理して仕切りなおす作業でもあります。それは、若いときのように闇雲に生きるのではなく、ある程度人生の全容が見えてきたタイミングだからこそできる、自分らしく前向きな生き方です。
身の回りの整理を進めたり、ペットのための準備も考えましょう。必要な情報が一目で分かるようにエンディングノートをまとめるのはよい方法です。定期的に見直すつもりで準備すれば、気持ちの負担も少ないですし、環境や心に変化があれば反映できます。
また、健康に暮らしているうちにホームなどの終の住まいを探しておくのもひとつの方法です。自分にあった施設を探すには、それなりの体力・知力が必要です。自分で選ぶ気力がなくなってから人任せで施設を選ぶより、元気なうちに自分で施設をみつけ、元気なうちに入所して新しい仲間をつくっておくのも、明るい人生の設計です。仲間や職員がいる高齢者向けの住居や施設なら、突然のことが起こっても安心です。