介護保険制度について

介護保険制度は、40歳以上の人が納める「介護保険料」と「税金」とで運営されています。
介護の必要な方は、費用の一部を自己負担して、さまざまな介護サービスを受けられます。介護サービスは多彩で、利用者本人が選択できますが、介護サービスを受けるまでの手続きは複雑。まず最初に、「要介護認定」の申請が必要です。要介護・要支援の認定がなければ、介護保険サービスは受けられません(要支援認定の場合は、介護予防サービス)。

介護サービス利用までの流れ

要介護認定の区分

介護保険で受けられる介護サービスは、認定された要介護・要支援度によって異なります。要支援1~要介護5まで7区分あり、目安は以下のとおり。

要支援1
生活の一部に手助けが必要なことがある。食事や排泄など、ほぼ自力で生活できる。
要支援2
食事や排泄などは、ほぼ自力でできるが、要支援1よりも支援が必要な方。
要介護1
食事や衣服の着脱などはほとんどひとりでできるが、掃除など、日常生活に手助けが必要。
要介護2
日常生活全般に手助けが必要。食事や衣類の着脱は何とかひとりでできるが、排泄や食事に見守りや手助けが必要なことも
要介護3
身の回りの世話や立ち上がりの動作がひとりでできない。排泄や入浴に全面的な介助を必要とする。
要介護4
食事や排泄など、生活全般に全面的な介助が必要。介護なしでは日常生活が難しい。
要介護5
全面的な介助がなければ、生活全般が不可能。寝たきりの状態に近いことも。
Page Top